『木沢地区』ってどこか知ってますか?
そこは長岡市、旧川口町の山の奥の奥にあります。(言い過ぎ?)
ここは中越地震のとき、大きな被害にあった場所。
棚田の美しい、自然が多く残るところです。
現在は高齢化が進み、棚田を手放す人が増えています。
だけど、「このままではいけない」とがんばっている人たちがいるんです。
今日の記事はそんな人たちのお話し。

縁あって出会った木沢地区に住む平澤さん。
このおじさんは棚田を守るために棚田オーナー制度をつくったり、
この地を多くの人に来てもらうために、『木沢ハウス』(↑写真の建物)で田舎民泊をしていたり、
年齢を感じさせないスーパーパワフルな方なんです!
そして今回は木沢ハウスで会食会があるということなのでお邪魔しました。
ここで採れたおいしい食材を味わってもらおうと、また新たに食事処を創るそうですよ。
スゴイなー。

打ち立てお蕎麦、昔ながらの機械で作ったそうです。
そば粉はもちろん木沢産。

お膳に組まれて、並べられた食事。
そろいの漆器に盛り付けられ、見ていて美しいです。

配膳している方が平沢さん。
ぐいぐいとみんなを引っ張っていくパワーを持ってます。

さぁさぁいただきましょう。
おなかペコペコ、皆さん早く席についてください。
きょう、ここ木沢ハウスに集まったメンバーは平澤さんの新しい事業と
『育ちの種』の設立を応援してくださる方たちです。
皆さんビジネスに関するいろいろな分野のプロフェッショナルです。
たのもしい方たちなんです。

お蕎麦のほかに、野菜のてんぷら、なます瓜の和え物、こうじ漬けとキムチ。
全て木沢で採れた食材を使用しています。
お蕎麦はコシがあり、てんぷらもサクサクで美味しかったです。
子供だってパクパク食べてましたよ。
分かるんだね、美味しいものは。

今日使われた漆器たちは数十年各家庭で眠っていたものらしいです。
いつまでも時の経過を感じさせない美しい輝きをしています。
昔の職人は丁寧な仕事をしてますね。
現代では少なくなってしまった『手仕事の業』を感じました。
残念ながら今日はご馳走になれませんでしたが、
いつもは棚田で収穫された米粉を使用した石釜ピザを販売したりしていて、
長岡や川口のイベントにも出店しているそうですよ。
軽トラの荷台に石窯を積んで方々へ出張もするそうです。
皆さんも長岡方面のイベントに出かけることがあればどこかで出会っているかもしれませんね。
■木沢ハウスさんのHPをチェック
⇒
木沢ハウス■地図で場所をチェック
⇒
マップ『魚沼散歩道』
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